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2007年11月19日

オレ流ライブ撮影のポイント

guitar前回のLinear Bのライブのことを記事にしたときに、うっかり「ライブの撮影について参考になることを書いてみたい」なんて書いちゃった。いっぺんはそれについて書き始めたんだが、全然文章がまとまらねーのです。長くなっちゃって長くなっちゃって「なんだこりゃ?こんな長い文章、誰も読まねーよ」状態になっちゃったわけよ、これが。

正直このままフェイドアウトしちゃえば、みんな忘れちゃうよな。つーか、俺がこういう人間だってことに、みんな薄々勘づいてきただろうし、わざわざ言わずもがなだよな?なんて思ったりもしたんだよ。

でもさ、やっぱほら、そこはあれだよ。ネットでのお付き合いにも五分の魂だ。(なにそれ?)天上天下唯我独尊なんだよ。(意味不明)
幸い元記事には「後日」って書いてあるし、いつ書いたってまさに後日じゃんね。まったくノープロブレムだ。

まー、そんなわけでこのネタに関しては大きく二部構成でやってみたいと思う。第一部はホントに簡単なんだけど、二部は長いよ。カメラに興味あるヤツだけ突いてきてくれ。あ、突いちゃイヤ!付いてきてくれ。

今回はまず第一部。こっちは1回で終わります。気楽に読んで欲しい。対象としてるのは小さなデジタルカメラを使ってる人だ。一眼レフとか使ってる人はこんなブログなんて読まずにちゃんとした解説書か、もっとためになるサイトを読んでね。
あと、かなり独断と偏見に満ちた記事になってるから、そのあたりもご了承いただきたい。(そうじゃないと記事がつまんないじゃん!)

◆第一部◆
まずは難しい話なんか聞きたくないぜ。俺が欲しいのは結果だけだぜ、セニョール。って人のためのお話です。でもこれで必ずしもうまくいくとは限りません。失敗しても責任は取れませんから、あらかじめ了承してね。

ライブに限った話じゃないんだけど、暗い場所で撮影する場合、一番手っ取り早いのは高感度撮影に対応したカメラを使うことだ。というかもう正直これに尽きる。
もちろんフラッシュ撮影しちゃうなら話は別。フラッシュの光が被写体に届く距離なら、暗くても全然撮影には困らない。でも一般的にフラッシュ使って撮影すると、出来上がった写真がアレじゃん?場の雰囲気が伝わりづらいっしょ?というわけで、フラッシュに頼らない撮影のお話をしてみるのさ。

暗い場所での撮影に対して、一般的に撮るべきアプローチはふたつ。

・手ブレ補正機能の付いたカメラを使う
・高感度撮影に対応したカメラを使う

vocalんでもって、今回のお話のキモは「ライブ撮影」なので、そうなると重要なのは高感度って事になる。なぜか?

手ブレ補正機能は被写体ブレまでは防げない

以前の記事にも書いたけど、クールファイブを撮りたいって言うなら話は別だ。手ブレ補正だけでいいかもしれない。でも動きの激しいロケンローラーを撮影するとなるとそうはいかない。第一部では面倒な話はしないから結論だけ書くが、とにかく高感度だ!
もちろん高感度で手ブレ補正機能も付いてたら鬼に金棒だ。だから手ブレ補正がいらないってわけじゃなくて、どっちがいいって言われたら高感度がいいってことね。そこんところヨロシク。

感度については最低ISO800は欲しい。出来れば1600以上がベターだ。

あとなるべくズームレンズの望遠側は使わないこと。望遠側にするとブレが目立っちゃうんだ。だから被写体を大きく撮りたい場合は、ズームを使うんじゃなくてカメラを持ってるあなたがステージに近づくのがいい。

「でも一般の観客はおまえみたいに自由気ままにステージに乗り出して撮影なんてできねーよ!」

そりゃ実にごもっともだ。俺も一般の観客だったらそんなこと絶対出来ない。んじゃどうするか。

カメラをびっちり固定する!

guitarこれしかない。三脚が使えればいいけど、なかなか難しいよね。だったらカメラを壁とかに押しつけちゃうのがいいかもしれない。とにかくカメラが動かないように、頑張るしかないんだ。なんとか工夫してみてくれ。

そして最後に一番重要なことがこれ。

メモリーカードがいっぱいになるまで撮りまくろう!!

なにしろ自分自身がそうなので、これは自信を持って言える!ヘタな鉄砲は数を撃つしかないんだ。100枚のうち1枚使えるのがあればいいじゃん!そのくらいの気持ちで撮れば、気持ちも楽になるはずだ。

我ながらまったく参考にならん記事だと思うけど、要はカメラを買い換えて、たくさん撮れってことだ。我ながら、ひどいアドバイスだね。というかアドバイスになってないかもしれない。すまん。まあ最近のカメラは高感度撮影に対応したカメラが多いので、最近カメラを買った人ならたぶん買い換えの必要はないはずだ。

まとめると、

・高感度撮影に対応したカメラで撮影する
・ズームレンズの望遠は使わない
・たくさん撮影する

以上だ!
こんないい加減なことしか言えないが、これだけでもすこしは効果があるはずだ。とにかくチャレンジして欲しい。
そうそう。コンパクトカメラの場合、感度の設定は自動になってることが多いはずだ。手動で切り替えてあげないと、ISO1600とか3200にはならないかもしれない。
高感度に対応したカメラを使っても、カメラが自動で低い感度にしちゃってたら意味がないんだ。だから人間様が手動で高感度に設定してやるんだ。ここはホントに大事なので気をつけて欲しい。お持ちのカメラのマニュアルを読んでバシッと設定してくれ!

ちなみにISO800だとか1600だとか、ISOに続く数値は、高い方が感度が高いって事。感度が高いって事は、シャッターを開けてる時間が少なくても、出来上がる画像は明るくなるってことだ。そして高感度になればなるほど、画像にはノイズが多くなる。感度と画質はトレードオフって事。
でもWebの素材として使うような用途であれば、縮小しちゃえばノイズは目立たなくなる。ぜひ高感度モードを積極的に使ってみて欲しい。

ちなみにそんな撮影を試せるライブが今週末にある。11月24日(土)に池袋だ!

それじゃあまた後日、第二部で会おう!(いつよ?)


: えだまめ : 22:57 | : コメント (6) | : トラックバック (0)

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