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2007年11月27日

500kcalの幸せ

たまに遭遇するのですが、コンビニとかのレジでお釣りを両手で渡してくれる女性がいますね。こちらがお釣りをもらうために差し出した手に、空いている方の手を下から添えてくれるやつね。私の手が上下から挟み撃ちにあって、もう逃げ場が無ーい!もっとも逃げたいなんてこれっぽっちも思ってませーん!

あれはホントに至福のひとときだよね。一瞬に近いくらいの時間なのに、心の中ではスローモーションにすら感じる素敵な時間。最高のサービスと言っても過言ではない。アレをやられると、ここだけの話惚れちゃうよね。なに?惚れない?そのくらいの破壊力が私にとってはあるわけです。(どのくらい?)

だからと言ってこれを男性からやられるとかなり気持ち悪い。ぶっちゃけ全く惚れない。というか私の場合、そもそも男に惚れることはないのですが、えもいわれぬ危険すら感じてしまう。男は手を添えるフリだけにしといてくれ。もてなしてくれる気持ちは汲み取るから心配無用。頼む、下から手を添えんな。

かなり以前の話ですが、私がよく利用する近所の書店に「お釣り両手渡し」の女性が現れたのです。ほっそりしたキレイな女性なのですが、手の添え方がかつて味わったことがないくらいにしっかりとしたもので、もう彼女の両手に包み込まれてしまうんじゃないかってくらいなんですよ。こっちは完全に不意を突かれて激しくドキッとしました。まわりの風景がストップモーションになって「ラブストーリーは突然に」のイントロ(チキチューン!って)が脳内に流れ出しちゃうくらいだから相当なもんです。
もう帰り道は鼻の下が普段の1.5倍の長さになるし、「これからは本を買うならここしかないな!」くらいに思ったものです。
でも残念なことに、それからしばらく経ったら、仕事に慣れちゃったせいなのか、俺が気持ち悪いせいなのか、手を添えるフリだけになっちゃいました。残念なことです・・・。シクシク。

やってる人はその絶大な効果に気付かずにやってると思うけれど、お釣りを受け取る方はかなり嬉しい「両手渡し」。世の男どもはそんな小さな幸せを糧に今日も頑張って生きてます。あなたの笑顔が、あなたの心遣いが、推定500kcalのエネルギーとなるのです。(たぶん嘘)

でもそんなこと考えてるのが俺だけだったら、今日の記事は相当恥ずかしい・・・。


: えだまめ : 20:15 | : コメント (4) | : トラックバック (0)

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