








2006年8月20日 虚空
当たり前と言えば当たり前ですが、都会の空にはトンビがいませんね。私の実家周辺ではカラスよりもトンビの方が多いくらいですが、今住んでいる場所ではカラスばかりです。でも最近では都の活動や住民の努力のせいでしょうか。そのカラスも目に見えて減ってきました。
今のところこの結果に対して何の不満もないのですが、本当はうまく共生できるのが一番いいんでしょうね。
明治時代の話ですが、北海道の開拓中、オオカミの捕獲が奨励されていたそうです。いつしか人間は国内のオオカミを根絶やしにしてしまうわけですが、そうなると天敵のいなくなったシカが数を増やし、農作物等に害を及ぼすようになります。マングースの話なんかもそうですが、人間の浅はかで傲慢なふるまいは、結局自分にあだとなって返ってくるわけです。
カラスの駆除もそんなことにならないといいな・・・と思わずにいられません。