2005年5月2日 再開発
東京23区の中で、町名に多く使われている地名は、神田、千住、日本橋です。
なかでも神田と名の付く町名は、全部で30もあります。千代田区には住居表示上59の町がありますから、神田だけで過半数を占めていることになります。千代田区は皇居と神田の町と言えるかもしれません。ちなみに千住と名の付く町は17、日本橋は21です。（日本橋も町数ベースで中央区の57%を占めています）
余談ですが私の大好きな秋葉原の電気街は、主に千代田区外神田に密集しており、秋葉原の駅も千代田区にあります。ですが住居表示上の町名である「秋葉原」は台東区に属し、蔵前橋通りと昭和通りの交差点あたりに存在します。他にも品川駅とか、この手の話は結構聞きますよね。
町名も町の姿自体も、生き物のように時代の流れにそって変化していきます。もちろんホントに生きているわけではありませんから、「人間の都合」で変えられていくわけですが・・・。
写真は住居表示上は赤坂9丁目、街としては六本木の防衛庁跡地で進められている東京ミッドタウンプロジェクト（仮称）です。こんなのやってるなんて全然知りませんでした。こうやってどんどん変わっていくからこそ、なにげない街撮りも何十年かたてば楽しく見ることが出来るのかもしれませんね。