2004年11月5日 趣味
今日は少し私の話を。
もともと私はカメラに興味のない人間でした。ただ、どちらかと言えば多趣味な方だとは思いますが、もっぱらインドア専門でした。読書、AV(オーディオ&ビジュアルの方です。アダルトビデオではない・・・と思いたい)、パソコン、テレビゲーム、プラモデル製作、エアーガン等々、中学・高校あたりから増え始めた数々の趣味は、私から時間とお金を徹底的に浪費させました。
中でもとりわけ時間とお金を浪費させられたのはパソコンでしょう。初めて触ったパソコンはMSXという規格のもので、今にして思えばまるっきりゲーム機でした。もっともその頃は、アプリケーションソフトなんて言葉も一般的ではなくて、パソコンでなにかやりたいことがあるなら、自分でプログラムを組むという時代でした。
搭載メモリは8キロバイト。このページのHTMLファイルが1ページ分程度です。今日の写真なんて80キロバイトもありますから、当然こんな画像は表示できません。本当にのどかな時代でした。
そんな趣味達も、あれから20年ほど経過した今、かなりの淘汰が進み、残ったものは読書とパソコンくらいになりました。そしてそこに新しい趣味、カメラが加わりました。以前はパソコンを触ること自体が目的だったのですが、今パソコンは道具になりつつあります。
生きているかは神のみぞ知る・・・ですが、20年後に自分の趣味を振り返ったとき、カメラは淘汰されているのかどうか、私自身とても興味があります。