2004年10月29日 ゴローさんの羊
日本でポピュラーなのは顔が白い羊でしょうか。ストレイシープのポーは、顔が白かったですもんね。
イギリスに行ったときに嘘かホントか分かりませんが、「イギリスでは顔が黒い羊がメジャーだ」と教えられました。たしかにイギリスで売っていた羊の置物は顔が黒かったですし、イギリスの牧場で見た羊も顔が黒かったです。
写真の羊は、田中邦衛さんの石の家・・・じゃなかった。五郎さんの石の家にいた羊さんです。昨年に石の家を訪れたときは遠くから眺めることしかできなかったのですが、200円で中に入れるようになっていて驚きました。しかも羊までいるし・・・。五郎さんの家畜って言う設定なのでしょうね。
そんなわけで、ご覧の通り顔が黒いです。サフォークという種類でしょうか？とにかく草を食べまくるばかりで、モデルさんだという意識が低いです。なかなか顔を上げてくれないので、カメラを構えたまま虎視眈々と狙っていました。やっとおなかがいっぱいになったのか、この羊が顔を上げてくれたので、パチリ。
イギリスに行ったときに、狂牛病で大騒ぎしていた時期にもかかわらず、牧場で羊を追っかけ回しましました。最初はこちらも恐る恐る羊に近寄っていったのですが、羊がまるっきり臆病なのが分かると、面白がって本気で追いかけました。
いきなり追いかけた私に対して一斉に逃げ出したのですが、羊は大群だったのでちょっと渋滞してしまい、後方の羊が逃げ遅れかけました。でも後の羊も必死で逃げようとしたために、前の羊を猛烈に押してしまい、押された数匹の羊が二本脚で立ち上がりました。メーじゃなくてゲー！！！と絶叫したような気がします。
その瞬間に逃げきれないと悟った羊たちが、一斉に走るのをやめて私を振り返り睨み返してきました。さすがに私はたじろいでしまい、追いかけるのをやめました。だってこんなに人相(羊相)が悪くてこわもてなんだもん。