2005年8月19日 野良
EOS 10D / RAW
昨日のネコとは別の、若くて元気のいいネコ。最初は道ばたで毛繕いをしていたのですが、私があまりにもしつこく撮影をするので路地に引っ込んでしまいました。路地まで追っかけるのはさすがに申し訳なかったので、遠慮がちに遠くから狙ってみました。
以前にも書きましたが私は犬派です。でも、街撮りをしているときに被写体として遭遇するのはネコだけです。犬は飼い主が一緒にいますし、野良犬だったら恐くて近寄れないでしょう。もっとも野良犬自体、今日び東京の街中じゃ見かけません。
小さい頃に毎日一緒に遊んだ野良犬がいました。決して咆えない中型犬で、当時の私は犬が苦手だったのですが、その犬とだけは大の仲良しでした。今にして思うとノミやダニのいる不潔な野良犬だったのですが、平気で抱っこをしたり、マッサージをしてあげたりと、飼い犬のように接していました。
いつの頃からか我々の遊び場に来なくなってしまい、とても寂しい思いをしたのですが、子供の興味は常に新しい遊びを求めていますから、いつしかその犬のことも忘れていきます。
これを書きながら、ふとそんな事があったなぁ・・・なんて、とても懐かしい気持ちにさせられました。誤解を恐れずに書かせてもらえれば、野良犬も悪くない・・・かな。