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 2005年5月17日 階調

カメラ雑誌を読んでいて、しょっちゅう目にする言葉に「階調」があります。私はカメラを始めてあまり間もないことと、写真展に足を運ぶタイプの人間でもないので、すぐれた階調を持つ写真を生で見たことがありません。カメラ雑誌の印刷じゃあ、階調ったってたかがしれてるでしょうしね。

「ぜひ一度すぐれたプリントを見てみることを勧めます」ととある雑誌に書いてありました。そして、ぜひ見に行こうとも思いました。でも階調のすぐれた写真をどこで見られるのかが分かりません。困ったもんだ・・・。

銀塩カメラで撮影はしてみましたが、DPEの機材ってどうなんでしょうね。最近はそれらすらデジタル化しているのでは?と思うのですが、どうなんでしょう。

いずれにしても、普段デジタルカメラで撮った画像を、自前のプリンターで印刷するよりは、はるかにダイナミックレンジでも階調でもすぐれているように感じました。ハイライトもシャドウもとてもよく粘ってくれます。ちょっとやそっとじゃ飛ばないしつぶれません。この写真だってオリジナルプリントは全然つぶれてないんですが、スキャナーがみごとにつぶしてくれました。

ま、それはそれで味があって悪くはない。と、私は思う。

 


 

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