2005年2月4日 空車
夜は屋根の上にある提灯の灯りで空車かどうか分かるのですが、昼間のタクシーは空車なのか賃走中なのか見分けづらいですね。田舎出身の私は、東京の街中を走るタクシーの量に驚いたものです。なにしろ田舎では、タクシーは拾うものではなく、呼ぶものですから。
バブルの頃はワンメーター前後で到着してしまう行き先を告げると、あからさまに嫌な顔する運転手が多かったですが、最近はそういう運転手を見かけなくなりました。つい先日などは、目的地を告げた私に、
「はい、かしこまりました。申し遅れましたが、わたくし、△△交通の○○と申します。本日はご利用いただきまして、誠にありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします」
なんてことを言われて、面食らってしまいました。どの業界も、いろいろと大変なご時世なのですね。