2005年1月24日 期待感
昨年のフォトキナを区切りとして、各メーカーともデジタル一眼レフのラインナップを落ち着かせた、といったところでしょうか。最近では量販店に行っても、商品の陳列棚にズラッと並んだ一眼レフが壮観です。
そんな中、商品が発売された時には市場の話題をかっさらったEOS Kiss Digitalも、ニコンD70の登場以来あまりパッとしません。発売から既に1年4ヶ月。キヤノンのモデルチェンジのサイクルを考えれば、あと1ヶ月後にはニューモデルの発表、さらにもう1ヶ月後には発売といったところが予想されます。
Kiss Digitalのスペックには、当時直近の上位機種であった10Dとの折り合いを強く意識させられました。10Dの値段がこのくらいだから、Kissはこのくらいのスペックで・・・みたいな。一方のニコン陣営は、D70に出し惜しみのない機能を実装。ここにKissとD70の差が出たような気がします。もっともバックグラウンドとして、10DとKissの発売間隔が半年しかなかったとか、いろいろな要素も絡んでくるわけですが・・・。
さて、次回のKissは、スタンダードなKissなのか、それとも銀塩のラインナップのようにLiteなKissなのか。もしLiteってことになったら一体どんな価格で来るのか、そんな興味もあります。もし手ごろな価格で投入されたら、レンズも今持っている物が利用できるし、いよいよ本格的にサブカメラの購入を考えたくなってきます。なーんて、ここでいつもそんなことを言ってますが、最近買った試しがないですね。