2004年11月18日 黄葉つ（もみつ）並木道
私が勝手にホームグラウンドと称する光が丘公園。そこのイチョウ並木が今、「いい感じ」との情報を得て、日曜日に30分ほど撮影を楽しみました。一週間くらい前から既に「いい感じ」になっていたようで、黄色い絨毯も「いい感じ」に敷き詰められていました。
黄色い絨毯を踏みしめながら50枚程度撮影したのですが、その時ふと小さい頃の自分を思い出しました。私はなぜか、落ち葉を踏むのが苦手な子供でした。土の上の落ち葉は気にならないのですが、アスファルトの上に落ちた枯れ葉を踏むのは生理的に受け入れられなかったのです。雨で落ち葉が濡れていたりすると気分は最悪で、落ち葉のないところを探して、ピョンピョン跳びはねながら歩いていました。
アスファルトの上は綺麗であるべきだという潜在意識がそうさせたのかなと、今になって考えるのですが、本当の理由は私にも不明です。単に気分が悪かったんでしょうが、誰か私に催眠術でもかけて解明してください。
アスファルトの上に落ちているものは、落ち葉に限らず、木の実、紙くず、犬の糞、なんでも踏むのがイヤでした。犬の糞は誰でもイヤでしょうけど。
そんな私もいつしか、それを踏みしめる感触を楽しめるようになりました。カサカサと乾いた音が耳にも気持ちいい。そんな「いい感じ」を、今年はもう少し味わってみたいですね。